熊本ゴールデンラークスは初出場だった07年に続いて初戦突破しました。初出場から2年連続初戦突破は、最近では94-95年の日産自動車九州、79-80年の三菱重工広島があります。
さらに遡ると、69-70年の大昭和製紙北海道、64-65年の四国電力があり、1960年代以降では5チーム目です。もし、熊本ゴールデンラークスが09年も代表となり初戦突破を果たすなら、1957-60年の丸善石油以来8チーム目の「初出場から3年連続初戦突破」になります。
主だったチームの初出場から5年間の成績は次のとおりです。
03年:031-0 七十七銀行 00年:0120- サンワード貿易 98年:0-24- 三菱自動車岡崎 96年:1000- 昭和コンクリート 94年:0--23 シダックス 94年:21--1 日産自動車九州 88年:20-00 日本たばこ 87年:00--- ニコニコドー 86年:30103 大阪ガス 80年:2---0 川鉄千葉 80年:1--01 プリンスホテル 79年:51--- 三菱重工広島 76年:1--22 東芝府中 74年:00-00 新日鉄名古屋 74年:3-1-- 新日鉄堺 73年:0-011 日本鋼管福山 71年:101-1 電電北海道 69年:10--0 鷺宮製作所 69年:2-04- 三菱重工川崎 69年:11-12 大昭和製紙北海道 65年:1--11 日産自動車 64年:120-- 四国電力 60年:1---0 東芝 57年:41--0 日本通運 57年:01--1 北海道拓殖銀行 57年:1252- 丸善石油 53年:12--0 日本鋼管 53年:0-002 松下電器 51年:10--3 日本石油 50年:3121- 熊谷組 50年:1112- 東洋レーヨン 50年:455425231- 全鐘紡 47年:135-- 星野組 27年:11231210 名古屋鉄道管理局 27年:311210 全大阪
一方、日本新薬は3年連続初戦敗退でしたが、最近では96-00年のJTが5年連続で初戦敗退です。まだ余裕?はあります。
さて、「都市対抗チーム別通算成績」の定期更新ついでに、気づいたところは訂正しておきました。
7勝20敗(0-0).259=JR東日本東北/仙台鉄道局(仙台):21回.初27~06
21回出場で20敗なら、優勝が1回なければなりません。06年の出場回数だけ更新し、負け数を加算し忘れたものと思われます。また、東京と神奈川の地区別通算成績に07年分が加算されていませんでしたので、今回2年分を加算しました。
「都市対抗補強選手一覧」のページを定期更新しました。今年はJR北海道、JFE東日本、Honda、三菱重工神戸、新日鉄広畑の5チームが補強なしの単独チームで都市対抗に挑みます。
「セットポジション」では、補強を含めて7チームで都市対抗に出場した選手を“レインボーマン”と呼んでいます。07年の時点で、レインボーマンに王手をかけていたのは8人でした。このうち青山が現役を退き、林は(いつものように)王子に補強され、北村と徳留は自チームで出場、石井と徳村は補強されませんでした。
今回、レインボーマンを決めたのは、藤沢英雄と奥山博之です。
- 97年:(1)藤沢が三菱自動車川崎に補強、(1)奥山は昭和コンクリートで出場
- 98年:(2)藤沢がいすゞ自動車で出場
- 99年:(3)藤沢が日産自動車に補強
- 00年:(2)奥山が三菱自動車岡崎に補強
- 02年:(3)奥山がヤマハに補強
- 03年:(4)藤沢がシダックスで出場
- 04年:(4)奥山がJR東海に補強
- 05年:(5)奥山が東邦ガスに補強
- 06年:(5)藤沢がNTT東日本に補強、(6)奥山がホンダ鈴鹿に補強
- 07年:(6)藤沢が住友金属鹿島で出場
- 08年:(7)藤沢が冨士重工業に補強、(7)奥山が東海理化で出場
藤沢は異なる地区の3チームに在籍したわけですが、奥山は同一地区の2チームだけです。両者ともにレインボーマンを超える“スーパー・レインボーマン”になる可能性もあります。
今回の補強選手では、領家訓応(かずさマジック)が社会人11年目で初めての補強出場です。まあ、領家の全盛期は新日鉄君津が強かった頃と重なるわけですので、補強出場が初めてでも意外ではありません。領家は「思い出づくりの結末」の試合に先発して7回を無失点に抑えていた投手です。8点リードで降板して、勝ち投手になれないなどとは想像できなかったことでしょう。
今年は「代表決定戦3連敗」はありませんでした(ので、定期更新を後回しにしていました)。前から気になっていたのが阪和地区です。91年以降の第1代表決定戦敗退チームは次のとおりです。
91年:松下電器(●日本生命/●住友金属/○NTT関西)
92年:大阪ガス(●日本生命/○松下電器)
93年:大阪ガス(●中山製鋼/○松下電器)
94年:大阪ガス(●日本生命/○住友金属)
95年:大阪ガス(●日本生命/●住友金属/●デュプロ)
96年:大阪ガス(●日本生命/●松下電器/○大和銀行)
97年:中山製鋼(●松下電器/○NTT西日本)
98年:NTT関西(●大阪ガス/●日本生命/○住友金属)
99年:大阪ガス(●日本生命/●松下電器/○住友金属)
00年:松下電器(●日本生命/●大阪ガス/○デュプロ)
01年:日本生命(●大阪ガス/●松下電器/○NTT西日本)
02年:松下電器(●大阪ガス/○NTT西日本)
03年:日本生命(●NTT西日本/●大阪ガス/○松下電器)
04年:NTT西日本(●日本生命/●松下電器/○大阪ガス)
05年:デュプロ(●日本生命/●NTT西日本/○NOMOベースボールクラブ)
06年:大阪ガス(●松下電器/○日本生命)
07年:松下電器((●日本生命/○NTT西日本)
08年:NTT西日本(●松下電器/●日本生命/○大阪ガス)
確率論的に言えば、●○は50%、●●○と●●●がそれぞれ25%のはずです。実際には、この18年間で●○は7/18で39%、●●○が10/18で56%、●●●は1/18で6%にすぎません。説明不能な現象です。
社会人チームの休廃部は、(今では)さして珍しいニュースではありません。悪趣味な私は90年代半ばには「次はどこだ?」と(こっそり)言っていました。デュプロの都市対抗出場は5回、通算成績は1勝5敗です。最初で最後の1勝は95年でした。私はその試合を見ています。10対1の完勝でした。
ゲームとしては取るに足りない試合なのですが、これは歴史的1勝になったわけです。私は(どちらかと言うと)デュプロのようなポジションにいるチームが好みです。「でゅ」はローマ字入力では「DHU」です。これはデュプロさんのおかげで覚えました。
デュプロと言うと、一般的には川口和久でしょうが、私は元Dの松本幸行です。まず「ゆきつら」とは読めません。少年時代の私にはその珍しさが半端に印象に残り、いつしか「つらゆき」(辛行)と覚え込んでいました。まあ、20勝したシーズンには、ちゃんと「ゆきつら」と覚えましたけど…。
「セットポジション」には「プリンスの軌跡」(選手編・勝敗編)というページがあります。このページはS氏が作成した冊子をもとに、私がWeb用にダイジェストしたものです。これほど完璧なものにはなりませんが、私なりに骨を拾ってみたくなりました。デュプロの都市対抗予選成績を完全フォローしてみたい気がします。ただし、着手できるとしても来年です。
外部リンク
■デュプロ硬式野球部>デュプロ硬式野球部のあゆみ
『グランドスラム』31号を買ってきました。恒例のスローガン大賞は、OBC高島の「積」とします。グランプリ以外で気になったスローガンは次のとおりです。
★トヨタ自動車:挑戦!真の勝者に向けて!~One more summit~
07年日本選手権を制したトヨタですが、どうやら日本選手権Vでは「真の勝者」とは言えないということのようです。都市対抗と日本選手権の位置付けの問題になるわけですけど…。
★鷺宮製作所:心・信・進
昨年は鷺宮の「猪進自在」をグランプリに選びました。引き続きそこそこの水準は維持しています。
★王子製紙:やれる
05年のグランプリ「再出発(謙虚に)」以降、ヒットを続けているようです。私はこういうシンプルなスローガンが嫌いではありません。
★新日本石油ENEOS:一・体・感
06年グランプリは日産の「闘・想・進」でした。こちらは「闘争心」の音を借りて、別の文字に置き換えています。これに対して「一・体・感」はそのまんまです。中点を打つことで、No1、身体、感性というような意味合いを表現したいのでしょうが、スローガンとしては貧弱です。
★富士重工業:OVER THE TOP~限界を超えろ~
05年のJFE東日本が「Over The Top」を掲げていました。なぜこれがスローガンになるのか不思議に思っていました。本当に英語圏では「限界を超えろ」という意味で使われることがあるのでしょうか? excite翻訳では「先端で」、Yahoo!翻訳では「トップの上に」と和訳されるのですが…。
★松下電器:「元気・勇気・根気」~チーム一丸~
どこかの中学校の校訓にありそうです。02年に「時代と共に野球と友に」でグランプリに輝いたチームですが、最近はレベルが下がっています。
★JFE西日本:『興動・考動・鋼動』
「考動」はこれまでもありましたが、「興動」は初めてです。このあとに「効動」か「厚動」と続くなら、グランプリに選んだことでしょう。もちろん、鉄鋼メーカーですから「鋼動」になったのでしょうが…。
★茨城ゴールデンゴールズ:勝つと思うな!思えば負けよ
美空ひばり最大のヒット曲「柔」は1964年の発売です。吉田修司でさえ1966年生まれですから、選手は誰も生まれていないようです。その分、新鮮なのかもしれませんが…。
★熊球クラブ:楽しく、仲良く、元気よく!
★愛知ベースボール倶楽部:明るく・厳しく・たくましく
★ツネイシホールディングス野球クラブ:明るく、元気よく、機嫌よく
「明るく楽しく元気よく」が昔からの定番でしょうが…。
★ニチダイ:一意専心~攻めろ・攻めろ・攻めろ~
「一意専心」がなければ、グランプリだったかもしれません。惜しいところです。
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